

ジントーヨー舟橋が、音楽こそが自らの求める道だと気付くのに、50年かかりました。
いま彼は、活気あふれる沖縄のカルチャーシーンで、才能豊かなアーティストたちに囲まれ、独自の画期的な作品を生み出しています。
最新情報をチェックして、彼の躍進の軌跡をご確認ください。
ジントーヨー舟橋とは何者なのか
民謡インプロ
民謡インプロとは、ジントーヨー舟橋が新たに開拓し挑戦し続ける新ジャンルで、民謡と即興演奏(インプロヴィゼーション)を組み合わせた芸能を言います。
電化した三線・サックスなどを使用し、世界中の民族音楽や芸能を取り込んで越境的で対話的な音楽を実現しようとしています。
民謡インプロは楽曲だけでなく、琉球講談、沖縄落語、民謡浪曲、音楽劇、サウンドアートなど様々な形で提供されます。

1960年代前半
子供の頃
クレージーキャッツを聞いて音楽の楽しさに目覚める。中学時代、ベンチャーズやビートルズのレコードに熱中。自分でも演奏したいと思うが、楽器は買えずドラムの代わりに机をたたいたりしていた。
高校時代にギターを入手し独学。学園祭などでバンドを結成しオリジナル曲やグループサウンズのカバーなどを演奏(歌、ギター、ドラム、オルガン、フルートを担当)。並行してブラスバンド部でクラリネットと指揮を担当。
1969年~
フォークに目覚める
高校卒業後にフォーク・クルセダーズや五つの赤い風船などの影響を受け、ギター弾き語りで自作の曲を歌う。名古屋で開催されたフォークキャンプや中津川フォークジャンボリー(第3回)にアマチュアとして出演した。ブレーク前の井上陽水の前座をしたこともある。
URCレコードから出たオムニバスEP「全日本フォーク地図 我羅苦田 名古屋」に「しあわせのうた」で参加。
1971年
「旅の終り」
北海道旅行の思い出をもとに作詞・作曲した「旅の終り」をCBCラジオの深夜放送や愛知・三重でのライブコンサート、愛知県滝高校・犬山高校の学園祭などで歌う。この歌は、ラジオの放送を聴いてすぐにメロディーを憶えた知人で歌手の山名敏晴をはじめ7組のミュージシャンによりレコード化された。
⦁ 山名敏晴
⦁ 青木清(裕史)
⦁ BOW(ボウ)
⦁ 芹洋子
⦁ 菅原やすのり(すがはらやすのり)
⦁ Mr.デーブマン(高田文之)
⦁ ダークダックス
(参考)
http://monokoto.jugem.jp/?eid=897
1975年~
社会人時代
大学を卒業後、(株)明電舎に入社。エンジニアとして働くかたわら社内のジャズバンドに参加(サックス・ギター担当)。社内のイベントや結婚式・ダンスパーティー・音楽祭などで演奏。
その後、パソコン通信ネットの音楽掲示板に参加したメンバーでジャズ・バンドOJBを結成し東京渋谷でのライブ・コンサートに参加。OJBフォークロック分科会として宇都宮・常滑・神戸などで開催されたオフラインミーティングで演奏。並行して創作人形劇「さるかに」の伴奏音楽や自作8ミリ映画の挿入歌なども手掛ける。
シーサーズでの大熊亘の演奏を聴いて「ちんどん」に憧れクラリネットを購入。所沢のジャズ喫茶などでちんどん曲や高田渡の曲を演奏。1994年、出張で訪れた沖縄で生の沖縄民謡に触れ感動。独学で歌・三線を学ぶ。
2014年~
大学で電気工学を教える
2014年から名古屋大学にて教鞭を取る。地元名古屋や韓国、台湾、タイ、アイルランド、ギリシャなどで参加した国際学術会議のサブイベントで歌・三線を披露。
2018年から沖縄に移住し琉球大学にて教鞭を取る。
国際的なアーティストである新垣睦美から歌・三線を学ぶかたわら、沖縄の文化や沖縄語の勉強のため、58組踊(仲嶺良盛)、琉球講談(当銘由亮)、桜坂市民大学の沖縄芝居講座(平良進)、アジア・太平洋文化交流ネットワークin沖縄(APCN沖縄)などの講座に参加。
2018年、2019年、与那原町で開催された兄弟小節大会(第1回、第2回)に出場。2019年、浦添GrooveでドイツのアーティストMani Neumeierと共演。
2022年~
アマチュアミュージシャンからアーティストへ
2022年3月に退職。2022年4月、ラジオ沖縄主催第32回新唄大賞に自作の「不死蝶(美佐子姉)」で出場。11月、兄弟小節大会(第3回)に出場、奨励賞を受賞。コザソウルオーディション本選会に自作の「円盤」で出場。2022年12月、YouTubeにて映像作品「永良部スケッチ1~4」を発表。
2023年1月、北谷Mod's新春パーティーに出演、2003年2月~、浦添Groove月刊インプロにsax+effectで、ライブ「春とうたもの」にギター弾き語りで出演。
2023年3月から与那原のジャズ喫茶RuneCosmosにてワンマンライブを実施中。
故大城美佐子師に「内地の林昌」と言わしめた”歌唱力”、故照屋林助師に学ぶ”企画力”、そして最終的には故普久原恒勇師の”普遍性”を目指し、日夜邁進している。
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東洋音楽学会会員
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沖縄民俗学会会員
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アジア・太平洋文化交流ネットワークin沖縄(APCN沖縄)会員
履歴書
音楽に関する足跡