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軽便鉄道999

プロジェクトタイプ

ライブ・レポート

日付

2023年7月8日(土)

場所

与那原 Rune Cosmos

2回目のサウンドアート。ご来場いただいた方には心から感謝申し上げます。当日のダイジェストを作ってみました。まずは第一部サウンドアートです。ご来場いただけなかった方もお楽しみいただければ幸いです。

●第一部 サウンドアート「軽便鉄道999」
記録映像(ダイジェスト)https://youtu.be/FD5AmIm-5Ew

スティーヴ・ライヒの"Different trains"をヒントにしたサウンドアートです。実はずっと温めていた企画です。会場いっぱいにあのメロディー「軽便鉄道節」が広がりました。「軽便鉄道節」のメロディーをばらばらにして同時に演奏しようというアイデアです。どのようにばらばらにするかがポイントになるのですが、今回はシンプルにAメロの最初の8小節を2、1.5、2、1.5小節の4つに分け、4つのスピーカーからそれぞれを反復再生しました。2小節ずつにしなかったのは音楽家の勘です。1小節ずつは論外でした。4つ以上のスピーカーを使うのもやってみたいのですが、会場の広さから4が最適と判断しました。
録音スピードは4つとも同じで、ほぼおなじ規格のスピーカー―(ダイソーで購入)を使っているので再生スピードもほぼ同じですが、再生を手動でスタートさせるタイミングはばらばらなので、そこで予期しないリズムや予期しない和音が生まれてきます。そこが"Different trains"とは違うところです。つまり同じ演奏は二度とできないということです。おまけに今回はサックスの即興演奏を加えましたのでまさしく一期一会の演奏であります。
結果は大成功でした。どうぞさわりだけ(約6分)でもお聴きください。
窓際にスピーカーを置くため、窓を少し開けました。そのため国道のノイズが録音されています。それも曲の一部としてお楽しみください。

●第二部 民謡インプロライブからウチナーグチ落語「黒糖飴(孝行糖)」前奏曲「そろばん」付き)
記録映像(ダイジェスト)https://youtu.be/0JeHFJh9WYE

ウチナーグチ落語・与太郎シリーズから『黒糖飴(孝行糖)』を上演しました。今回はスペシャル・バージョンでクラフト・ワーク作曲の前奏曲「そろばん」付きです。挿入曲の「孝行糖売り」の作曲はブラジルのジョルジ・ベン。
今回、窓から時々外の音が聞こえてきたり、カウンターでマスターが氷を割る音が入ったりとライブ感満載です。

●第二部 民謡インプロライブから音楽劇「鉄道員(ぽっぽや)の祈り」(ダイジェスト版)
記録映像(ダイジェスト)期間限定公開 https://youtu.be/AkFZrWhvFyE

昭和16年、太平洋戦争開戦の年、沖縄県営鉄道「ケービン」の愛称で親しまれた軽便鉄道与那原線を舞台に展開するウランと正平の恋の物語。時代は悪い方向へ向かっていた。
挿入曲:「寂しい汽笛」、「与那原から那覇まで」、「与那原行きの最終列車」、「与那原駅のホームから」

参考文献
・図説沖縄の鉄道<改訂版>、加田芳英、ボーダーインク(2003)
・おきなわ軽便鉄道マップ、おきなわ散策はんじゃ会、ボーダーインク(2008)
・近代沖縄の鉄道と海運、金城功、ひるぎ社(1983)
・沖縄の鉄道と旅をする、ゆたかはじめ、沖縄タイムス社(2013)
・沖縄に電車が走る日、ゆたかはじめ、ニライ社(2000)
・鉄道を作る人たち、川辺謙一、交通新聞社(2013)
・沖縄軽便鉄道は死せず、辻真先、徳間書店(2005)
・沖縄県営鉄道殺人事件、辻真先、講談社(1990)
・容疑者の夜行列車、多和田葉子、青土社(2002)
・リスボンへの夜行列車、パスカル・メルシェ、早川書房(2012)

●サウンドアート~昭和三部作
6/10(土)その1「鉄塔巡礼アートの旅」
7/08(土)その2「軽便鉄道999」
8/12(土)その3「那覇港物語」

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