top of page

Music Lane Festival Okinawa 2023 2023年2月18日~2月19日、音市場ほか(沖縄市)

2日間のコザ通い。いい経験だった。特に自分の師匠率いるAragaki Mutsumi Projectの演奏はよかった。ギター+ベースを加えた新しいプロジェクトは、トリオ編成の音もビジュアル(演奏と同時に上映された映像作品)も一皮むけたようで、大きな刺激を受けた。ソロもいいが今回はトリオならではの疾走感や、(リズムや感情の)ためが強く感じられた。「Natureboy」からの「月ぬ美しゃ」では歌に込めた思いの深さを感じた。歌に寄せる思いは古い唄もオリジナル曲も同じなんだとも感じた。


その他にも沖縄のいくつかのバンド、東京やタイのバンド。ドイツのDJ。DJとバイオリンという意表をつくようなデュオ(ほんの少し聴いただけなのに頭の後ろに残っている)・・・などを聴いた。特に印象に残っているんはOwl gallとHARAHELLSか。Owl gallはg,g,b,dsの4人バンドで轟音と聴いていたけれど、それほど轟音ではなくて、昭和の人間である私にはプログレに聴こえた。宮沢賢治のカバーは特によかった。HARAHELLSはvocal,g,sanshinの人とdsの2人バンド。dsとのデュオはシンプルでありつつソロにはないダイナミズムがあっていい形式だと思った。歌のテーマが統一されているのも面白かった。


戦時中のような沖縄なのに、こんな素晴らしいフェスが体験出来てほんとうによかった。


フェスのHPに「”ショーケース・フェスティバル”は、インディペンデントなアーティストにとって、世界的に新たなマーケットに向けた仕組みとして完全に定着しています。」とあった。実は試しに自分も世界を目指して(みようかと)このフェスに応募してみたが、もちろん落選した。

出演したアーティストの演奏を聴くと、演奏技術とか曲のよさ、ビデオの質、ジャンルとかルーツ、HPを持っているかなどを別にしても、自分とはもっと何かが違う気がした。プロ意識という言葉が浮かんだ。インディーズのプロ意識は、それがあるとしても、単なるプロ意識(ちゃんとした演奏をするとか有名になりたいとか・・・)とは違って、もっと音楽そのものに近い意識のような気がして、もしそうならそこは共感出来る気がした。それにしてもインディーズとかライブハウスとかの文化は素晴らしいと思う。どちらにもがんばって続けてほしい。


自分はどこへ行くのか。なるべくゆっくり考えたい。残り時間はあまりないだろうけど。


Nature boy ー 月ぬ美しゃ Tsuki nu Kaisya by Aragaki Mutsumi


Owl gall / 星めぐりの歌(宮澤賢治カバー)


HARAHELLS "のーまんじゅう のーらいふ / No Manju No Life" (Music Lane Festival Okinawa 2021)

https://www.youtube.com/watch?v=1aYofe_wF6w

https://harahells2013.wixsite.com/sukippara/blank-11



Comments


ジントーヨー舟橋オフィシャルサイト

  • alt.text.label.Facebook

©2023 ジントーヨー舟橋オフィシャルサイト。Wix.com で作成されました。

bottom of page